2005年11月24日

コクラン共同計画の発表を報道した記事

英国の新聞のネット版に載った記事を紹介します。両脇に掲示されている広告を見ると、大衆的な週刊誌の様な新聞らしいです。

冒頭にはウェイクフィールド医師の肖像を載せ、すぐ下には "Flaw ... Wakefield" [欠陥...ウェイクフィールド] と書いてあります。ウェイクフィールド医師の研究に何らかの欠陥が発見されたという報道だと思い込む人もいるかもしれません。

見出しと文章を読むと、MMRワクチンの安全性が証明されたというのが記事の主旨です。世界中から証拠を集め、31の論文を調べ、このワクチンがクローン病、潰瘍性腸炎、自閉症を引き起こすという証拠は全く見つからなかった (NO evidence) という箇所を強調しています。

そのあとの記事を読むと、98年のランセット論文掲載時から始まった議論と、2004年に証拠皆無という記事がランセットに載ったけれど接種を控える親が多いという記述があります。[あくまでこのSun紙にそう書いてあるという意味です。2004年のランセットに載った記事が本当にどう主張していたかは別問題です。]

ただ、コクラン委員会でこの調査の責任者を務めたヴィットリオ・デミチェリ博士の言ったこととして、MMRワクチンがクローン病や自閉症の引き金になるという疑いは信頼できない証拠に基づいてなされたという引用があります。[このワクチンがクローン病の引き金になるという仮説を初めて耳にした人が多いはずです。]



海外自閉症情報では、引き続き、いくつかの報道を紹介する予定です。

posted by iRyota at 17:59| Comment(0) | TrackBack(0) | MMRワクチン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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