2005年09月13日

グルタチオンについて

不適切な方法でキレーションを行ない、副作用に苦しむ人が出てきたせいかどうか分かりませんが、キレート剤よりマイルドな方法で水銀を解毒できないかと考え、いろいろな試みが日本でも米国でも行なわれています。その多くは水銀の排出に関して効果が無いか、中には水銀をかき回すだけで、キレート剤より危険な結果をもたらしかねない商品もあります。

グルタチオンも、マイルドな効果を期待して使われています。経口投与や皮膚に塗るタイプでは効果が見えないため、米国では静脈注射を行なうDAN!ドクターも出てきました。

中にはグルタチオンで肝臓の調子が良くなる子もいますが、多くのばあい、効果が無く、副作用に苦しんでいます。

米国のネット会議室では何度も議論されました。グルタチオンに関して、化学者のアンディ・カトラーさん (Ph.D.) によるコメントをいくつか紹介します。


グルタチオンなどのチオル基は水銀にくっつきやすく、水銀をかき回すので、水銀中毒の症状は悪化します。キレート剤はチオル基が二つあり、水銀を安定したかたちで挟み、動かすので、危険が少ないです。(化学の教科書を勉強し、大学1年生よりは少し上の水準の生化学を理解していれば分かることです。)

http://onibasu.com/archives/am/1091.html

グルタチオンは水銀を動かしますが、水銀の排出を増加させることはありません。

http://health.groups.yahoo.com/group/Autism-Mercury/message/122883

体内でグルタチオンが少なくなると、体が反応してグルタチオンを合成します。ですからわざわざ増やす必要はないのです。

http://health.groups.yahoo.com/group/Autism-Mercury/message/107851

血漿中のシステインが低い子にのみ、グルタチオンを増やす手だては認められます。ただし、そういうタイプの子でも、グルタチオンを受け付けないことはあります。

システインが正常か、正常範囲より高い子のばあい、絶対にグルタチオンはやめるべきです。

発達に遅れのある子にグルタチオンの静脈注射を行なうばあい、必ず医療設備のあるところで実施して下さい。

http://health.groups.yahoo.com/group/Autism-Mercury/message/111371

posted by iRyota at 21:46| Comment(3) | TrackBack(0) | 重金属 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
Andyさんばかりのコメントですが、彼が一番で間違えはないのでしょうか?
医師ではなく臨床データもないわけですよね?
他の医師の意見を聞いてみたいと思います
DAN推奨の方法とは違っておりますし混乱します
あなたの推奨するAndyの方式が唯一間違えない方法と理解して子どもに実施しているところです
Andy式とDAN式は全然違います
あまり無責任なことは言わないでください
Posted by いしべえ at 2005年09月13日 22:20
水銀が自閉症の原因の少なくとも一部であると狂信している、化学をたかだか大学の4年間学んだだけの無学文盲な親です。
キレーションに関しては、DAN!式で良くなった/悪くなった、Andy式で良くなった/悪くなった、両方の評価がそれぞれあるかと思います。
それだけまだ定まっていない治療法であると言うことですし、障害の原因も個々に異なるものでしょうから、現時点では唯一間違いのない方法は存在しないと思います。それだけ親が自己責任で如何に勉強して自分の子供の為に納得できる方法を見つけ出せるか、であって、iRyotaさんが推奨するから、であってはいけないと思います(余計なお世話ですが)。
チオールは、確かに負の電荷が強い為、正の電荷を帯びやすい金属原子と結びつきやすいですが、強固な結合ではないので、Andyさんのかき回すと言う表現はあながち間違いではないと思います。二つのチオール基ではさむキレート結合でさえ、金属原子を捉えて離さない訳ではありませんから。
(当事者の方に対して)非常に失礼な言い方で申し訳ありませんが、AndyさんもiRyotaさんも非常に研究熱心な勉強家(私など足元にも及ばない)でいらっしゃいますが、専門家では有りませんし、僅かな講習会を受ければ認定されるDAN!ドクターが本当に専門家なのか?と、疑えばきりが有りません。
このHPのメインページにありますように、あくまでも親たちの情報交換の場とわきまえて利用されるのがよろしいかと思います。
余計なお世話のコメント、失礼の段ご容赦ください。
Posted by 無学文盲 at 2005年09月14日 00:02
いしべえ様

我が家では飲むグルタチオンと塗るグルタチオンを試したことがあります。どちらも改善は見られませんでした。飲むグルタチオンを使っていた時期は、こだわりがいくらか増えていた印象があります。

知り合いの中には、DAN!ドクターに薦められてグルタチオンの静脈注射を行ない、非常につらい思いをしたお子さんもいます。

個人的にはDAN!の方法も時間をかけて勉強しました。リムランド先生のニューズレターは創刊号から2003年頃まで全て熟読したし、DAN!の資料は何冊も取り寄せて目を通しました。シドニー・ベイカー博士やジャクリン・マキャンドレス博士の著書も通読しました。でも、この先生方は、グルタチオンが水銀をかき回す可能性があることや、どういうタイプのお子さんに効果的なのかを判断する手がかりについて熟知されてはいないと思います。

残念ながら混乱は不可避ですが、「医師だから」という程度の認識では不充分です。キレーションの死亡事故も、医師の監督下で起きてしまいました。無くなったお子さんのお父さんもお医者さんだそうです。

ただし、グルタチオンの臨床データはiRyotaも見ておりません。
Posted by iRyota at 2005年09月19日 08:15
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