米国の政府機関が提供する資金を使い、米国自閉症協会 (ASA)、NAAR (National Alliance for Autism Research) [自閉症の研究を支援する国民連合、通称ナール]、UCデイヴィス校MIND研究所の共同プロジェクトとして運営されています(About the Program)。対象は北米に居住する当事者とその家族です。本人か近親者の許可に基づいて事前登録を行ないます。死亡事故があったらすぐに電話で連絡し、最寄りの医療機関において、数時間以内に脳組織の採取が行なわれます(Donner Information & Registration)。すでに20をこえる研究プロジェクトが始まっており、結果が発表されたものもあります(Research Projects)。
勿論、提供された脳組織を利用する研究者も募集しています。
スペイン語による情報もあります。
死亡した自閉症者や家族の脳組織を研究のために提供するという行為に不自然さや抵抗を感じる人もいます。そういう意見も尊重しつつ、提供を決意した人たちの意見も掲載されています。自閉症に関わる研究をしているかたは、是非ごらんください(Memories of Hope)。