スティーヴン・ガステイン (Steven Gutstein) 先生は博士号 (Ph.D) を持つ心理学者として長年ABA (応用行動分析学) を実践し、子どもたちの言語や知能の向上を体験し、社交辞令を上手に言えるようになることも確認してきました。それでも、能力の高い自閉症者は孤高の人になりやすく、相手の気持ちを察知して共有するようにはならない、つまり自閉症の核心部分は変わっていないと感じるようになりました。
そこで、新しい発達心理学の成果を再検討し、乳幼児が人間関係を学びながら社会性を身につけていく過程をスモールステップ化し、親が自宅で実践できる行動療法の良さも生かしつつ、開発してきたのがRDIです。知能の発達の遅れが著しい子でも効果があり、訓練時間もそれほど長くないと言っています。
すでに注目している親は多く、NBCの特集と提携して出されたNewsweek誌の自閉症特集でも紹介されました。二つの集団を比較した臨床実験の報告も審査を通り、今年の早い時期に自閉症専門誌に論文として掲載される予定です。
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