2006年07月30日

NBCとオーティズム・スピークス

米国には自閉症関係の団体が沢山あります。その中でも非常に新しいけれど、マスメディアでの認知度が非常に高いと言える団体が Autism Speaks [オーティズム・スピークス] です。今後、米国で自閉症に関する何らかの動きがあるばあい、この団体の動向が大きな影響力を持つ可能性は高いです。このオーティズム・スピークスについて、基本的なことを紹介しておきます。2005年の2月にこの団体を設立したのはスザンヌ・ライトさんとボブ・ライトさんのご夫婦です。お孫さんがどうやら退行型の自閉症で、祖父母として何かできることはないかと考えてこの団体を始めました。設立に当たっては、お子さんが自閉症であるお医者さんたちの団体 National Alliance for Autism Research [自閉症研究を支援する国民連合、略称NAAR] を吸収合併しました。



オーティズム・スピークスが目標として掲げているのは、自閉症に関する科学的研究と社会的認知への資金提供です。研究では、生化学的な面や、自閉症の原因、予防法、治療法、症状軽減の方法などが中心のようです。現在のように多くの自閉症児が存在する状況は国民的な危機であるという立場をとっており、自閉症を個性や才能として肯定的に見たい人からは受け入れがたい立場かもしれません。



ボブ・ライトさんは、全米に放送網を持つテレビ局であるNBCの会長兼代表取締役で、ジェネラル・エレクトリック社の副会長も務めています。



NBCが頻繁に自閉症を採り上げるのは、ボブさんの意図によるところが大きいのでしょう。

海外自閉症情報が過去に採り上げた話題の中でこのオーティズム・スピークスが関わっているのは、自閉症脳組織プログラム (ATP) です。これはATPに資金を提供していたNAARがオーティズム・スピークスに吸収された結果です。





posted by iRyota at 08:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 総合 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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