2006年04月22日

17歳、自閉症、バスケットボール選手の活躍

J-マックと呼ばれる男の子が、米国の自閉症関係者のあいだで話題になっています。通っている高校のバスケットボール部でマネージャーをしていたんですが、ことし2月の試合では選手として大活躍し、チームを勝利へ導きました。ジェイソン・マケルウェイン君、通称J-マック君は自閉症で、5歳になるまで発語がありませんでした。ニューヨーク州のグリースという町に住み、高校ではバスケット部のマネージャーをしていました。

今年度、自校主催としては最後の試合が2月に行なわれ、そこで初めて選手として出場しました。引退試合ということでの出場だったようですがジェイソン君は3点ゴールを6回決めました。

米国では4月が自閉症認知月間であるためか、ジェイソン君も引っ張りだこで、大統領と会見、オプラ・ウィンフリーさんの番組へ出演、あちこちで招待試合など、忙しい日々を送っています。

今回の記事は、ジェイソン君がクリーブランドを訪問したときに、地域の新聞に載った記事で、写真もあります。

"J-Mac visits Cleveland for 'Autism Awareness Night.'"


推測ですが、ジェイソン君の活躍は本人の努力と才能に加えて、監督と選手たちの理解と連携によって達成された面も大きいようです。


posted by iRyota at 07:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 教育 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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