2005年12月04日

キレーションの効果を主張する新聞広告

自閉症児へのキレーションを推進する150の家族によって結成されたジェネレーション・レスキューが、去る11月14日、ニューヨーク・タイムズにまた全面広告を載せました。

水銀と自閉症の関係を裏付けると親たちが考えている19の論文一覧を載せ、その著者たちに対し、キレーションで自閉症から回復したという6歳のバクスター君が感謝の言葉を述べるという体裁になっています。バクスター君の顔写真も大きく使われています。

すでに何千もの子どもたちがキレーションで症状の緩和を見ていると今回の広告では主張しています。

小児用ワクチンへのチメロサール (水銀化合物) 使用を厳しく制限したカリフォルニア、ニューヨーク、イリノイ、ミズーリ、アイオワ、デラウェア州の知事に対しても、一人一人名前を挙げて感謝の言葉を述べています。



今回の広告に挙がっている研究報告は、水銀と自閉症に何らかの関係があるかもしれないという仮説を構築する上でのブロックにはなりうるものです。ただ、複数の集団を比較する様な厳密な方法で自閉症児にキレーションを行ない、症状の軽減がその効果であることを確認する実験はまだ進行中です。そういう効果を報告した論文は、今回も載っていません。

バクスター君はTD-DMPS (経皮DMPS) で自閉症から回復した例として、9月にロサンジェルス近辺のテレビ番組にも登場しました。

posted by iRyota at 07:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 重金属 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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