2005年10月08日

CAN: みんなで歩いて資金あつめ

この秋から冬にかけて、米国各地でCANによる歩く会が催されています。すでにシアトル、ニューヨーク、フィラデルフィアでの催しは終了しました。

この10月8日はサンフランシスコです。そのあとはボルチモアとワシントンDC (10/15)、ヒューストン (10/29)、サンディエゴ (11/05)、オレンジ郡 (11/12)、オランドー (11/19)、ボストン (来年) での開催が予定されています。



ニューヨーク市近郊のウェスト・ナイアックで10月1日に行なわれた CAN Walk の写真をクリスティン・ヘーレンさんが公開しています。

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2005年10月07日

自閉症に男子が多いのは

最重度とアスペルガーを除くと、自閉症は男子が多いです。この現象を説明できるデータとして男性ホルモンの影響があります。

有名な心理学者サイモン・バロンコーエン教授の行なった調査によると、胎児期に男性ホルモンの高い状態にあった子ほど幼児期に目線が合わず、コミュニケーション能力の発達も遅いそうです (The Testosterone Theory)。



バロンコーエン教授はこのデータをふまえて、自閉症の原因を極端な男性脳のためだという仮説を唱えていることは日本でも知られています。

ただし、自閉症と男性ホルモンの関係は、水銀中毒説を支持している人たちのあいだで何年も前から言われています。







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2005年10月06日

自閉症のジャズ・ピアニストは13歳

マット・サヴェジ君は自閉症スペクトラムで、もともとカレンダーを覚えてしまうようなサヴァン能力がありました。ただ、聴覚や触覚の過敏がひどかったのでARIのリムランド先生に相談して、ご両親はGFCFダイエットや言語訓練、聴覚統合訓練などを実施してきました。

2度目の聴覚統合訓練を受けてから調子が良くなり、ピアノを始めました。楽譜の読み方などは自然に覚えていました。街のお祭に家族で出かけたとき、たまたま空いていた舞台でピアノに向かって座り、急にジャズを弾き始めたそうです。その後、大人のベース奏者とドラム奏者の協力を得てレギュラー・トリオを結成しました。

親のかたが始めたサヴェジ・レコードからCDを発売し、バードランドやブルーノートの様な名門ライヴハウスで自作曲やスタンダード曲を演奏し、歌手のチャカ・カーンさんと競演するなど、ジャズファンを驚かせています。

今は社交の作法や、音楽以外の勉強にも勢力を注いでおり、地理の物知りコンテストで全米一位に輝いたこともあります。

サヴェジ・レコードのホームページは画像が多いので、英語を読めなくても楽しく閲覧できます。


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CAN: 自閉症の研究資金は親たちが集める

1995年、自分たちに何ができるか分からないが、自閉症の研究を加速させるためには資金を集めなければと考えた一握りの親たちがいました。お母さんたちが家庭で話し合い、ジョナサン・シェスタックさんとポーシャ・アイヴァソンさんが中心になって、新しい財団として始まったのが Cure Autism Now [今こそ自閉症の治療を] 通称CANです。最初の年に40万ドルを集めました。



この10年で、遺伝から生物医学、教育に渡る幅広い基礎的研究に、2500万ドルの資金を提供してきました。いまでは自閉症の研究者も当時の3倍いると言われますが、この財団の存在も、研究者の増加に貢献しています。



財団の代表を務めているのはサリー・バーナードさんですが、この財団が特に水銀関係の研究に力を入れているわけではありません。



勿論、ネット経由での寄付も受け付けています。



公式頁には明記されていませんが、この団体の地域支部は90年[代]から活発な集会を繰り返し、勉強熱心な親たちの出会いの場になってきました。
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2005年10月04日

ラシッド・ブッタール博士の経皮DMPSキレーション

DMPSは鉛や水銀に効果的なキレート剤で、ドイツなどでは処方箋なしで販売されてきました。米国では処方箋が必要です。ただし脳内の水銀を排出させることはできません。このDMPSを静脈注射するお医者さんが米国にはいます。血中濃度に配慮のない48時間おきという方法で、つらい副作用に苦しんだ人たちの体験記が公開されています。


このDMPSを皮膚にすりこむ方法が2004年の春から米国の親たちのあいだで評判になっています。経皮 (trans-dermal) のDMPS投与、TD-DMPSです。

この方法を開発した外科医のラシッド・ブッタール博士は毒物学の認定医でもあり、キレーションの経験もありました。1999年に生まれた息子さんが自閉症と分かり、沢山の涙を流したあと、3歳の誕生日から、お子さんを第1号とする31人の自閉症児を対象にTD-DMPSを実行し、尿から大量の水銀が検出されたことを確認し、水銀が出れば出るほど症状も改善されたと主張しました。2004年の5月には連邦議会で証言し、その原稿も公開されています。



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2005年10月03日

早期集中型のABAで正常機能を獲得したジェイク君

もともと赤ちゃんなりのコミュニケーションができたジェイク君は、ある時期から無口になり、物を指さして名前を覚えるような行動も消失し、2歳の誕生日には、やってきた友達とのコミュニケーションも皆無になっていました。その後、正式に自閉症と診断が出てすぐ、ABAに基づく週40時間の訓練を2年間おこないました。

ABCニュースを通して発表された今回の記事によると、ABAは専門家たちのあいだで、自閉症に対処する方法の「ゴールド・スタンダード」と呼ばれているそうです。非常にお金がかかり大変な方法で、早期に始まることや、資格のある専門家の協力が必要だとも述べています。

9歳になったジェイク君の写真も公開されています。



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2005年10月02日

ロバート・ケネディ・ジュニアさんの出演したTV番組

いくつかの予防接種に入っていた水銀と自閉症に関係があるという仮説に肯定的な立場を主張するようになったロバート・F・ケネディ・ジュニアさんは、7月に放送されたいくつかの番組に登場しました。ここで紹介するのは、番組で話された内容が文字でも公開されているものです。この仮説に否定的なCDCの医学博士も登場します。



番組のヴィデオもネット上で閲覧できます。リンクされた頁の右側にある "CBS NEWS VIDEO" という箇所です。アクション映画風のCMに続いてニュースが流れます。

放送されなかった長いインタビューもネット上で公開されています。リンクした頁の文章の途中にある(Video excerpts of interview)という青い文字をクリックすると閲覧できます。画質はあまり良くないです。

ケネディさんが近々来日するという噂も聞いていますが、まだネット上での話題にはなっていないようです。

海外自閉症情報で採り上げたロバート・ケネディさんの文章については下記をご覧下さい。





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2005年10月01日

キレーション中の死亡事故: カービーさんの見解

全米のさまざまな新聞に連載記事を発表しているアリアナ・ハフィントンさんが運営しているネット新聞『ハフィントン・ポスト』に、キレーション中の死亡事故に関するデビッド・カービーさんの意見が載りました。

米国における自閉症の悲しい物語のなかで最も悲しい一章であることを述べた上で、いくつか気がついた点をカービーさんは述べています。死因については死後解剖の結果を聞かないと分からないし、EDTAのキレーションで死亡した可能性を現時点で否定はしませんが、それでも不可解な点があるようです。それは、水銀中毒を対象にしたキレーションでEDTAが使われた例を初めて聞いたこと、自閉症児を対象にした例でキレート剤を直接血管に注入する方法も初めて聞いたこと、過去にはキレーションによる死亡例も聞いたことがないことです。ルポルタージュを書くために膨大な資料に目を通し、何百人もの関係者に聴き取り取材をした結果としてです。

たしかに、自閉症児の親たちのあいだで評判になってきた方法は、DMSAやアルファリポ酸の経口投与だったり、DMPSの経皮投与でした。

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