2005年10月30日

Autism2005: 脳の研究

脳の分科会で行なわれた講演は二つです。マシュー・ベルモンテ博士による脳内の連絡に関する研究と、マヌエル・カサノヴァ博士による脳のミニコラムの研究です。

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2005年10月29日

Autism2005: 生物医学的アプローチ

この分科会での基調講演は三つです。ポール・シャトック先生による生物医学的方法全般に渡る問題提起と、デヴィッド・カービーさん、サリー・バーナードさんによる水銀と予防接種関連の講演です。

カービーさんの講演は、予防接種の水銀と自閉症の増加、それにさまざまな政治的やりとりについてです。バーナードさんの講演は、かつて発表された論文と同じです。

ここではシャトック先生の講演を紹介します。内容は、さまざまな研究の具体的な報告ではなく、ダイエットや栄養剤の研究に対する協力が得られにくいことについてです。
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2005年10月27日

Autism2005: 社会の中の自閉症

この分科会で発表された基調講演は一つだけです。認定された私立探偵で、お子さんが自閉症でもあるデニス・ドボーさんによる警察関係者むけの自閉症児・自閉症者に対応する方法です。

内容は、自閉症について勉強した人ならほぼ予想のつくものですが、日本では浅草レッサーパンダ事件のように残念な例もありますから、この種の対策は必須だと思います。

ドボーさんのノウハウは、自閉症関係の本を沢山だしている英国の出版社によって書籍になっています。



日本のアマゾン書店を通してとりよせることもできます。

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2005年10月26日

自閉症の絵本ふたつ

定型発達の子どもたちに自閉症のことを知ってもらうために作られた絵本を紹介します。実物を取り寄せて見たわけではありませんが、表紙の画像を見ると、いずれも、英語とスペインの両方で文章が書かれているようです。

発行しているのは、コミュニケーションに困難のある子どもたちに関する書籍を出しているテキサスの会社です。


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2005年10月25日

Autism2005: アスペルガー分科会

4日間の開催期間は過ぎましたが、引き続きこのネット会議から報告します。

アスペルガー症候群に関する分科会では三つの基調講演がありました。

ケンブリッジ大学フィオナ・スコット博士による早期発見の症例、
英国シェフィールド大学ディグビー・タンタム教授が考える治療の可能性、
豪州クィーンズランドにあるグリフィス大学トニー・アトウッド教授による認知行動療法による怒りと不安の対策です。続きを読む
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2005年10月23日

ワクチンと自閉症の関係を否定する講演

10月11日にワシントンDCで開催された米国小児医学会 (AAP) の年次大会で行なわれたウォルター・オレンスタイン博士の講演を伝える記事がいくつかのネット新聞に載りました。

登録しなくても閲覧できる頁から内容を簡単に紹介します。医療関係の情報を紹介しているネット新聞に載った記事です。

記事の冒頭では、水銀の入っているワクチンやMMRワクチンを自閉症や自己免疫疾患と結びつける科学的な証拠が皆無だと言っています (there is no scientific evidence linking thimerosal-containing vaccines or the mumps-measles-rubella (MMR) vaccine with autism or autoimmune disorders)。

もう少し読み進めると、その様な科学的証拠は少ないと言っています (little if any of the evidence linking childhood vaccinations to autism or other conditions stands up to scientific scrutiny)。

記者による要約が前者、実際の講演に近いのは後者なのかもしれません。

オレンスタイン博士の講演によると、ワクチンと自閉症の関連性を否定する根拠として以下の点が挙げられるそうです:

チメロサールと水銀を結びつける証拠の一部は、ワクチンに入っていた水銀の量とカリフォルニアなどで報告されている自閉症の増加だが、この種の報告は、診断基準の変化や発見率の増加によって偏りが生じやすい。

政府機関とハーヴァードの研究者が行なった調査では、自閉症と水銀中毒の共通点は僅か。

水銀中毒を起こすのはメチル水銀で、ワクチン由来のエチル水銀は半減期が短く、中毒との関連が少ない。

ワクチンから水銀を除去したスウェーデンとデンマークでは、関連性を裏付ける変化の報告が皆無。

関連性ありとする論文はいずれも、関連性が見られなかった総人口調査と比べて精度も規模も劣っている。

MMRワクチンで自閉症が増えたという証拠は無い。

IOMの調査委員会も因果関係を拒否する方が好ましいという結論。

新生児の体液や免疫機能はワクチンを受ける上で充分。

ワクチンの純度も高くなり、アレルギーを起こすような物質は格段に少なくなった。

ワクチンと自閉症の関係を調べた研究は充分にあり、今後は別の方面に資金を使うべき。

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2005年10月20日

Autism2005: 歓迎の挨拶は自閉症概論

このネット会議は15の分科会から成り立っています。第1の分科会は "Welcome" という名前で、予備知識の無い人を対象に、自閉症についての基本的な知識を提供してくれます。講師は Autism Cymru のヒュー・モーガンさんです。

内容はレオ・カナーとハンス・アスペルガーの報告から始まり、日本でも知られている一般的な話がほとんどです。ただし、根拠となる資料を示し、論文形式で書かれています。

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2005年10月19日

Autism2005参加者の基本ルール

このヴァーチャル研究集会に参加する人には、以下のような基本ルールがあります。

時間をかけて講演の原稿と他者の意見を読み、自分と違う視点に敬意をはらい、簡潔・平明な英語で自分の意見を述べること。何ができないかより、何ができるかを重視すること。パソコンの操作などで分からないことがあれば遠慮無く質問すること。

時間制限は無いので、発言もあせらないこと、同じ発言を繰り返したり、別の分科会に重複投稿しないこと、個人情報をむやみに公開しないこと、特定の団体を批判したり、やる気を無くす発言を避けること、攻撃的な言葉を使わないこと、過去の失敗に集中しないことが期待されています。

会議を運営している人たちには、不適切な発言を削除する権限もあります。

Ground Rules

リアルな学会や研究集会と違って、質問時間が制限されていない点が良いです。
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退行、発作、ウイルス対策、ダイエット、さまざまな栄養剤、

そしてRDIで回復していくお子さんのヴィデオ
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2005年10月17日

Autism2005の基調講演

これからしばらく、ウェールズの団体が主催しているネット会議の内容を報告したいと思います。以下、基調講演の一覧です。演題は大雑把なもので、正確な訳ではありません。

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2005年10月16日

ウェールズの団体が主催するネット会議 10/17-21

イングランド、スコットランド、北アイルランドとともに英連合王国 (United Kingdom) の一翼をになうウェールズで自閉症関係者を支援する活動をしているのが慈善団体 Autism Cymru です。後ろの方の単語はウェールズ語 (ウェルシュ語) でしょうか。



この団体が運営している情報提供システムが All Wales Autism Resources [全ウェールズ自閉症情報源] 通称AWARESです。英語の頁とウェールズ語の頁があります。



10月17日から21日まで、このAWARESとAutism Cymruの主催で大規模なネット会議が開かれます。



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2005年10月15日

自閉症の時代: CDCの内部資料を親たちが解読する

いくつかの乳児用ワクチンに入っていた水銀と自閉症についてCDCが調査を行ない、関連性が見られたのにそれを発表しなかったという推測はケネディさんの記事にも陰謀説として詳しく紹介されていました。UPIのダン・オムステッドさんは、情報公開法に基づいて入手したこういう内部文書のうち、ごく初期の調査を記録したデータシートやEメールを丹念に読んだセーフマインズのマーク・ブラックシルさんに取材し、まとめた記事を7月下旬の連載で発表しました。

ブラックシルさんは経営コンサルタントですが、娘さんが自閉症と分かってから、自閉症の研究もしています。

CDCは何度も分析方法を変え、データにも手を加え、関係者を集めた秘密の会議で検討し、さらに手直しを行なって2001年のIOM公聴会で発表し、また手を加え、統計的な相関が見られないという結論の論文として米国小児医学会の機関誌に発表しました。一連の変化の中で、最も初期のデータをブラックシルさんたちはジェネレーション・ゼロと呼んでいます。

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2005年10月14日

NY: サーフィンで癒し

秋も深まってきましたが、夏を振り返る写真です。

イズレールさんは、サーフィンの競技会で腕をならしたお父さんです。感覚過敏に苦しむ自閉症のお子さんを海に連れてきて、一緒にボードに乗り、とても楽しい体験をしました。普段はどう接して良いか分からないお子さんでも、ボードに乗って海に出れば、親子で一体になれることに気づきました。


お子さんにも深い影響があり、同じことを沢山の自閉症児たちにも楽しんでもらおうと、仲間のサーファーたちに協力を呼びかけて始まったのがサーファーズ・ヒーリングです。

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2005年10月13日

TD-DMPSで自閉症から回復したバクスター君の映像

9月14日、ロサンジェルスを拠点とする二つのテレビ局がバクスター君という男の子をニュース番組で採り上げました。このお子さんは3歳で自閉症を宣告されたそうです。お母さんは自閉症児を相手にした教職経験があり、自閉症についての知識もありましたが、インターネットで情報を集め、お子さんが水銀中毒であると考えるようになりました。TD-DMPSを実施してから症状は劇的に軽減され、現在は、自閉症に該当しないということで、学校での特別支援も取り消されたそうです。

二つの番組のヴィデオをネット上で公開しているのはFAIR (Foundation for Autism Information & Research, Inc.) という団体です。

三角頭蓋に興味のあるかたもご覧下さい。

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2005年10月12日

イーストエイド: 殺菌力のある薬草エキス

腸内の有害なイースト菌 (真菌) を減らす効果のある薬草エキスの定番商品です。サプマートから日本語でも注文できますが、その子の体質や味の好みに合うかどうかは、実際に使ってみないと分かりません。以下のリンクは少量のお試しサイズです。

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リスパダール: 効かないという報道、効くという報道

大人の自閉症者の多く、おそらく大半は、精神科で処方されるような薬を定期的に飲んでいるようです。その中で自閉症の薬として認可されているのはオーラップぐらいで、あとはほとんど目的外使用です。さらに欧米ではオーラップも自閉症の薬として処方されることはまずありません。

この種の薬で自閉症者に処方されることが多くなっているリスパダール (リスペリドン) について今年の5月、6月、7月に、少しずつ違った内容の記事がネット上で発表されました。読み比べてみると興味ぶかいです。

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2005年10月11日

アリゾナは新療法の実験場: 栄養剤とキレーションの二重盲験はじまる

アリゾナ州のトゥーソンとフェニックスで、150人をこえる自閉症児を対象に、さまざまなヴィタミンやミネラルのサプリメントを投与する実験と、DMSAによるキレーションの実験が始まるという記事が、地域の新聞に載りました。

80年代には2000人に一人だった自閉症が今では166人に一人の率で診断されていること、その理由として診断基準の変化や発見率の向上が指摘されていることも記事ではふまえ、それでもキレーションによる水銀排出を試みる医師や家族が増えていると主張しています。

二つの実験を監督するのはアリゾナ州立大学で化学を教えているジム・アダムズ教授 (Ph.D) です。医師として中心的な役割を担うサンフォード・ニューマーク博士は医学界で主流派の療法と非主流派の代替医学系療法を組み合わせて実施することを得意としています。どちらの実験も二重盲験で行なわれます。続きを読む
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2005年10月10日

MITの自閉症研究

10月1日に発表された記事です。Massachusetts Institute of Technology、[マサチューセッツ工科大学]、通称MITは技術系の大学ですが、最新の機器を使って脳や認知科学の研究も盛んに行なわれています。

このMITで、サイモンズ基金という財団から提供された資金で、自閉症の共同研究が始まるそうです。沢山の遺伝子による相互作用や、さまざまな脳の機能の研究などが多角的に行なわれるようです。

研究計画の中には、利根川教授の研究班も入っています。脆弱Xと自閉症に共通する二つの遺伝子がどういう相互作用を起こしているかを調べるそうです。

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2005年10月09日

洋書: 自閉症のバイオロジー 2000年版

本の紹介です。主流派の自閉症研究について調べるとき、この本を参考にしています。英語で書かれた医学の専門書の中では、読みやすい方です。医療系であれ、教育・福祉系であれ、自閉症に関わる分野を大学で専攻しているようなかたは、持っておいた方が良いです。勿論、この本に自閉症の全てが書いてあるという意味ではありません。せめてこのくらいはという範囲の話です。

著者 Christopher Gillberg and Mary Coleman
題名 The Biology of the Autistic Syndromes, 3rd Edition 2000
発行 Mac Keith Press (London)
発売 Cambridge University Press

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ブッタール博士の見解: キレーション中の死亡事故

TD-DMPSでカリスマ的に注目されているラシッド・ブッタール博士が、8月に起きたEDTAキレーション中の死亡事故について意見を述べています。公開しているのはパット・サリヴァンさんというハイテク実業家のウェブログです。

ブッタール博士によると、キレート剤を血管に入れれば、その人の生化学的状況に激しい変化が起きるそうです。子どもや高齢者の体内にキレート剤を入れるばあい、時間をかけて少しずつ入れていくことが重要です。そのために博士は皮膚から吸収させる方法を開発しました。今回の事故のように1回分のキレート剤を2分間で子どもの血管に注入するというのは、そういう慎重さに欠いた愚かな行為だと述べています。

亡くなったお子さんについては意外な情報も浮かび上がってきました。続きを読む
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